女性の薄毛も遺伝?

ここでは、女性の薄毛はそもそも遺伝するものなのかどうかについて、お話していきたいと思います。まず男性の薄毛については、遺伝によるところが大きいいという説が定着していますが、女性の場合は長らくわかりにくいとされてきました。しかし近年では研究も進み、遺伝である場合もあるという意見も通説になりつつあります。少なくとも、要因の1つであると考えれば間違いないと思います。

女性の薄毛と遺伝の因果関係がわかりにくいと思われてきたのは、男性のように薄毛が目に見えやすい形で表れることがなく、全体的に平均して薄くなる傾向だからだと思われます。薄毛の遺伝子というのは、両親のどちらからも継がないか、どちらかからのみ継ぐか、どちらからも継ぐか、いずれかであると言われており、男性は父方母方いずれかのみでも、両方から継いでも薄毛になるそうですが、女性はどちらからも継いだ場合のみ、薄毛になるとのことです。これは男性の方が遺伝の影響を受けやすく、女性はそこまで極端ではないということを表しています。

 

但し継ぐと言っても、遺伝子を継げば即薄毛になるというわけではなく、引き金となる要因=男性ホルモンが何らかの原因で強く働いてしまった時に、いわゆる男性型脱毛症等になって薄毛になってしまうのです。それを遺伝のために薄毛になったと表現しているのです。薄毛の遺伝は両親やその親族が薄毛であることが発端になりますが、この時には遺伝子と同時に、親や親族の生活習慣や食生活の影響も受け継いでいると言われます。親或いは、小さい頃から親族も加わって同居している場合は、食事の傾向や寝ている時間、食べ物の好き嫌いや運動の習慣、或いは飲酒や喫煙の習慣の有無等の影響を受けやすくなるからです。

勿論それらの要素にマイナス要素がなければ何も問題はないのですが、親や親族に肉類や高カロリーのものに偏った食事や夜更し、或いは過剰な飲酒や喫煙の習慣がある場合は、その習慣が刷り込まれてしまう可能性が高くなります。これらの習慣は身体全体の健康にも良くないわけですが、頭皮や髪の毛にも良くありませんので、大々的に影響を受けてしまえば薄毛になってしまうわけです。とは言え、これも自分や家族・親族の心がけ次第であり、悪い習慣が身に付けないようにすれば、遺伝子だけで薄毛になるのを予防することも可能です。規則正しい生活習慣と栄養バランスの摂れた食生活を送り、運動や趣味等の活動でストレスを溜め込まない習慣を見につけ、適切に頭皮や髪の毛のケアをしていれば、生理や更年期等の不可抗力の要因があっても、薄毛を予防することは十分に可能です。