薄毛・抜け毛に必要な成分〜鉄分とミネラル〜

薄毛や抜け毛に必要な成分は色々あり、バランスよく摂取していく必要がありますが、ここではその中の鉄分とミネラルについて、お話していきたいと思います。まず最初はミネラルについてです。薄毛や抜け毛の解消には、ミネラルが豊富に含まれているワカメやヒジキ等の海藻類を食べると良いと言われていますが、それはミネラルが体内に取り入れた栄養を細胞に吸収させる、代謝機能を持つ酵素を活性化させる働きがあるからです。髪の毛を構成する主な成分の1つはタンパク質ですが、食事で摂取したタンパク質が、そのまま髪の毛になるわけではなく、体内で合成されてケラチンとなることによって、頭皮から髪の毛として生えてくるという仕組みになっています。このケラチンを合成する時に必要になるのがミネラル成分ですので、ミネラル不足になりますと、例えタンパク質が足りていても吸収することが出来なくなって、頭皮に栄養が行き届かず、髪の毛が合成出来なくなってしまうことで、薄毛や抜け毛の原因となるのです。

 

ミネラル不足の原因は、過剰なダイエット・偏食・ストレス・加齢等が考えられますが、中でも加齢によって薄毛や抜け毛がひどくなるのは、ミネラルの吸収率が年と共に低下してしまうからだと言われています。ですから薄毛や抜け毛がひどいのではないかと気付いたら、まずミネラル不足になっていないかどうかを確認する必要があります。かと言って摂り過ぎても又別の弊害が出てきますので必ず適量を摂取するようにしてください。

 

では次は鉄分についてです。鉄分が育毛に良いのは間接的にではありますが、鉄分が主に赤血球の中心になる成分であるためです。鉄分が不足しますと貧血になったり血流が滞って栄養が行き届かなくなったりしますが、育毛には頭皮の毛細血管を通って運ばれてくる栄養が不可欠であるため、鉄分不足も薄毛や抜け毛の原因となり得るのです。厚労省では「日本人の食事摂取量基準2015年版」の中で、成人男性は1日あたり7.0mg、月経のある成人女性は10.5mgの鉄分が必要であるとしていますが、月経のある成人女性は毎月適量の血液の排出に伴って、鉄分も排出していることになりますので、男性よりも必要摂取量が多めになっているのです。食事で摂りきれない分をサプリで摂るのは構いませんが、逆に摂り過ぎても活性酸素が増えて、ガンの可能性が生じてきますので、決して過剰な摂取はしないようにしてください。